ワイルド・スピード ジェットブレイク

『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(原題: F9、別題: F9: The Fast Saga、またはFast & Furious 9)は、2021年のアメリカ映画のカーアクション映画。「ワイルド・スピード」シリーズ第9作目[1]。

監督は、第3作『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』から第6作『ワイルド・スピード EURO MISSION』までを監督したジャスティン・リンが復帰[2][3][4]し、ダニエル・ケイシーと共に脚本も務める。

シリーズ全般としての前作『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』同様、邦題のサブタイトルの表記はアルファベット表記の『JET BREAK』ではなく、カタカナ表記の『ジェットブレイク』となっている。

舞台は『ワイルド・スピード ICE BREAK』の5年後を描く。ドミニクは前作で故人となったエレナとの間にできた息子ブライアンの良き父となるべくレティと共に日々家事に勤しむ毎日を過ごしていた。ある日、ドミニクの実弟ジェイコブが現れる。彼は驚くべきことに過去の敵であったサイファーの部下となっていた。ジェイコブは自身の兄を超えるべくドミニク及びその仲間に次々と攻撃を仕掛ける。自分の本当のファミリーとの再会に動揺を隠せないドミニクであったが、それ以上に大事な苦楽を共にしてきたファミリーが危険にさらされることに憤慨し実弟との戦闘に踏み切る。

ドミニク・トレット
かつてはロサンゼルスを拠点にトラック強盗団を率いていた男。運転能力が非常に高く、また戦闘術にも長けており、魅力的なカリスマ性も兼ね備えている。
今作では、前作『ICE BREAK』で死亡した元恋人・エレナ(演 – エルサ・パタキー)との間に出来た息子・ブライアン、妻・レティと静かな生活を送っていたが、かつての敵・サイファーと手を組んだ実弟・ジェイコブの計画を阻止するため、再び戦いへと身を投じることとなる。
レティ・オルティス
ドミニクの妻。かつてはドミニクや仲間たちと共にトラック強盗を行っていた。運転能力や戦闘能力が高く、今作ではバイクを使ったアクションも見せる。
血の繋がりはない息子・ブライアンを実の息子のように大切にしている。
ミア・トレット
ドミニクの妹であり、ドミニク達のファミリーであるブライアン・オコナー(演 – ポール・ウォーカー)の妻。兄・ドミニクに似て運転能力が高く、また今作では敵との戦闘も見せる。
第2子妊娠後は家族で平穏な暮らしを送っていたが、もう1人の実兄・ジェイコブの計画を阻止するため、再びファミリーと戦いに身を投じる。
ローマン・ピアース
ブライアンの親友。
今作でもコメディ・リリーフ的なポジションは健在であり、第3作『TOKYO DRIFT』の主人公・ショーンとその仲間たちが発明したロケットエンジンが付いた車を試乗させられるなど、相変わらず不遇な目に遭っている。
テズ・パーカー
ブライアン、ローマンの仲間。
電子機器の扱いに長けている。今作でも基本的にローマンと行動を共にしており、前述のロケットエンジンカーを見せられた際には戸惑いを隠せないでいた。
ラムジー
若き凄腕ハッカー。
今作では車の運転もしており、その技術はドミニクも認めるほどである。
ハン・ルー
かつてドミニクらファミリーと共に数々の修羅場をくぐり抜けてきた男。
第3作『TOKYO DRIFT』で、デッカード・ショウにより殺害されたと思われていたが生き延びており、長年行方をくらませていた。
今作ではトレードマークだったロングヘアをバッサリ切ってショートヘアに変更となっている。
エル
東京で情報収集をしていたレティとミアの前に現れたアジア系の少女。
幼少期に両親を一度に亡くしており、その両親は、今作の鍵となるアイテム『アリエス』の開発に関わっていた科学者だった。
ジェイコブ・トレット
ドミニクの実弟。
サイファーと手を組み、世界中のコンピュータを制御できるデバイス『アリエス』を盗み世界征服を目論む。
サイファー
前作『ICE BREAK』で初登場したドミニク達の最大の敵であり、ラムジーをも凌ぐ凄腕のハッカー。
今作ではドミニクの実弟・ジェイコブと手を組み、『アリエス』を奪取し世界を征服しようとする。
オットー
ジェイコブやサイファーと手を組み、『アリエス』を奪取しようと目論む秘密工作員。
裕福な家庭で育ち、彼もまた『プロジェクト・アリエス』の資金提供者だった。
マグダレーン・ショウ
ドミニク達のかつての敵、オーウェン・ショウ、デッカード・ショウ、およびスピンオフ作品『スーパーコンボ』にてルーク・ホブス(演 – ドウェイン・ジョンソン)が手を組んだハッティ・ショウの母親。
今作では『スーパーコンボ』ラストでのショウ兄妹の計らいによって刑務所を出所しており、劇中では高齢ながら華麗なドライビングテクニックを見せる。
ミスター・ノーバディ
アメリカ政府の秘密工作員のリーダーであり、過去に何度もドミニク達と協力しサイファーの計画を阻止してきた人物。
ショーン・ボズウェル
第3作『TOKYO DRIFT』の主人公であり、ハンの弟子。
東京を牛耳る『D.K.(ドリフトキング)』の座についている若き走り屋。今作では自分達が開発したロケットエンジンカーをテズ達に見せ、提供する。
アール
ハンやショーンの仲間。メカニック担当。
ショーン達と共にロケットエンジンカーをテズ達に見せ、自慢する。
トゥインキー
ハン、ショーン、アールの仲間。お調子者でコミュニケーション能力に長けており、その能力を活かして様々な商品を売り、車をカスタマイズする資金に充てている。
ショーン達と共にロケットエンジンカーを開発する。
マイケル・スタジアック捜査官
第4作『MAX』、第6作『EURO MISSION』に登場した、ブライアンのFBI時代の同僚。
リコ・サントス
第4作『MAX』にて初登場し、ドミニク達と共にガソリン強奪を行っていたお調子者2人組のうちの1人。少々臆病な面がある。
ジャック・トレット
ドミニク、ジェイコブ、ミアの父親。故人。
生前は日曜礼拝の後必ず家族でバーベキューを開いたり、毎晩ミアの宿題を手伝ったりと、良き父親だった。しかし1989年シーズン最後のレースで、時速120マイルで壁に激突し死亡してしまう。
バディ
ジャックのピットクルー兼メカニック担当。
彼の死、およびドミニクの逮捕後、ジェイコブの世話をしていた。
ケニー・リンダ
元ストックカーレーサーであり、ドミニク達の父・ジャックを死に追いやった張本人。
1989年、前述のレースでジャックの車のバンパーに衝突しコースアウトさせ、悲惨な事故を招いた。しかし当時は一切の責任を負わなかったため、事故から一週間後、ドミニクにレンチでボコボコにされた。結果左顔面に重傷を負いレースができなくなり引退。その後は地元の高校で管理人の仕事をしている。
デッカード・ショウ
かつてのドミニク達の敵であり、ハンを事故死に見せかけて殺害しようとした人物。元MI6エージェント。
今作ではミッドクレジットシーンでの登場のためエンドロールではクレジットされていない。

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